2023年秋の大会

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一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[2F14-18] 原子力施設の廃止措置1

2023年9月7日(木) 15:50 〜 17:10 F会場 (オークマ工学機械工学館2F 講義室)

座長:出光 一哉(東北大)

16:50 〜 17:05

[2F18] 廃止措置知識マネジメントにおけるジェネラティビティの重要性

その1 プラント運転知識に関するフォーカスグループ

*樽田 泰宜1、小林 重人2、橋本 敬3、友田 光一1 (1. 日本原子力研究開発機構、2. 札幌市立大学、3. 北陸先端科学技術大学院大学)

キーワード:ジェネラティビティ、知識マネジメント、廃止措置、フォーカスグループ、廃止措置知識マネジメント

廃止措置は、長期のプロジェクトであり、廃止措置完了までは従事する人の世代交代が発生するため知識等を適切に伝達することが大切である。本研究では、廃止措置の従事者を対象にそれらの効率的な授受に向けて「世代継承」に着目する。これについては、ジェネラティビティという「新しいものを生み出し、育て、次世代に伝えていく力」という概念を切り口に、新型転換炉原型炉ふげんにて調査を実施した。この結果、プラント運転の知識等が活用できているとの回答を得ている。今回は、さらに「ふげん」の運転経験者を対象にしたフォーカスグループインタビューから廃止措置の準備期間や廃止措置を運転の次のステップとして捉えているような向きがあることを明らかにした。今後は、若手職員への追加調査を実施し、意識の差異やジェネラティビティに影響を与える要素・因子等を明らかにする。

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