[2G05-08] シビアアクシデント

[2G05] MELCOR2.2による国内3ループ PWRプラントのソースターム解析

(1)モデル整備の基本方針及び注水マネジメントの類型化

*平等 雅巳¹、菊池 航¹、金子 順一¹、堀田 亮年¹、福井 皐丈²、蒲田 正³ (1. 原子力規制庁、2. アドバンスソフト、3. FMIC R&D)

キーワード：Water injection management （WIM）、PWR、Cs-137環境放出、シビアアクシデント、MELCOR2.2

新規制基準施行後に増強された国内3ループPWRプラントの炉心注水・格納容器スプレイ手段を考慮し、MELCOR2.2を用いたソースターム解析により環境放出挙動に対する影響を評価した。この際、増強された炉心注水及び格納容器スプレイの手段を組み合わせて実施することにより、放射性物質のプラント内保持を促進することによりソースターム緩和に寄与することが期待される。本報告はシリーズ発表の予定であり、本発表については注水マネジメントの考え方について解説する予定である。後続の発表は本発表内容である類型化した注水マネジメントを元に、系統的に解析したソースタームの評価結果について論ずる。