2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2J09-20] 環境放射能

2023年9月7日(木) 14:45 〜 17:55 J会場 (ES総合館2F ES025)

座長:砂川 武義(福井工大)

14:45 〜 15:00

[2J09] 2011年に東京電力福島第一原子力発電所の20 km圏内から採取した土壌アーカイブ試料の137Cs存在形態について

*栁川 賢斗1、辰野 宇大2、塚田 祥文2 (1. 福島大・大学院共生システム理工学研究科環境放射能学専攻、2. 福島大・環境放射能研)

キーワード:土壌アーカイブ、逐次抽出、交換態、有機物結合態、強固結合態

2011年6月~7月に東京電力福島第一原子力発電所(FDNPS)から半径20 km圏内から採取された土壌アーカイブ試料について逐次抽出法で、土壌中137Cs存在形態分析を行った。土壌中137Cs濃度は49.55~195,600 Bq kg-1 DW、交換態、有機物結合態および強固結合態の平均存在割合はそれぞれ、14.9、11.8および73.3 %であった。