4:15 PM - 4:30 PM
[2J15] Dose assessment for residents in the residential environment considering the transfer of substances between indoor and outdoor after nuclear accidents
(2) Penetration of materials resuspended outdoors
Keywords:Resuspension, Penetration, Nuclear accident, Dose assessment
原子力発電所事故後の長期的な被ばく評価において、沈着した放射性物質からの外部被ばくのみならず、再浮遊物質による吸入被ばくも重要な経路の一つである。室内外での再浮遊物質による吸入被ばくを評価するうえで、室外での再浮遊係数と室内への侵入割合を評価する必要がある。これらの値は風速や環境条件(建蔽率、地目)に依存するものの、今までの確率論的リスク評価においては、一定の値が用いられてきた。そこで本研究では、最新の知見を基に、室外での再浮遊係数と室内への侵入割合に関して、風速と環境条件の依存性を評価し、確率論的リスク評価に重要なパラメータを整備した。発表では、これらの依存性について詳細に紹介する。
この研究は環境省委託事業「放射線健康管理・健康不安対策事業(放射線の健康影響に係る研究調査事業)」において実施したものです。
この研究は環境省委託事業「放射線健康管理・健康不安対策事業(放射線の健康影響に係る研究調査事業)」において実施したものです。