2023年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2J09-20] 環境放射能

2023年9月7日(木) 14:45 〜 17:55 J会場 (ES総合館2F ES025)

座長:砂川 武義(福井工大)

17:00 〜 17:15

[2J18] ALPS処理水への海産生物のばく露

(2) ALPS処理水添加海水にばく露したヒラメのOBT濃度

*永田 桃子1、柴田 敏弘1、石沢 昇1、古田 岳志1、山中 和夫1、入野 隆之1 (1. 東京電力ホールディングス株式会社)

キーワード:トリチウム、環境、ALPS、福島第一原子力発電所

東京電力HDでは、ALPS処理水放出による風評被害低減のため、放出濃度程度に希釈したALPS処理水への水産生物のばく露試験を実施している。 トリチウムの被ばく経路としては経口摂取が主要な経路の一つとなるが、経口摂取時の化学形態として水として取り込む場合と有機物として取り込む場合の間で生体中挙動が異なることが知られている。有機物として取り込んだ場合、すなわち有機結合型トリチウムを摂取した場合は生体半減期が長くなり、したがって預託線量係数もトリチウム水を摂取した場合よりも大きい。このため、トリチウムの影響評価にあたっては有機結合型トリチウムの濃度を評価することは重要である。

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