10:30 AM - 10:45 AM
[2K02] Development of Electric Penetration Assembly for Severe Accidents
Keywords:Electric Penetration Assembly
福島第一原子力発電所におけるシビアアクシデント(以下SA)において、電源喪失から炉心損傷が起こり、原子炉格納容器(PCV)内温度・圧力上昇によりPCVからリークが発生し、PCVバウンダリ機能が喪失した。また、高温蒸気により電気特性が劣化し、温度計等の計測ができない状況となった。SA対策として、ケーブル及びシール材料を無機材と金属のみを使用したMI(Mineral insulated:無機絶縁)電気ペネを開発した。また、MI電気ペネよりも多くのケーブルを収納でき(既設電気ペネと同数)、SA対応可能な高耐熱材料を使用した高耐熱電気ペネを開発した。開発した2種類の電気ペネについて、SA環境で必要となる制御・計装機器に使用可能であることを確認するため、製品認定試験を実施し、最新のSA条件にて十分な耐圧機能、リーク性能、電気特性があることを確認した。