2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2M10-12] 実験解析

2023年9月7日(木) 15:20 〜 16:10 M会場 (ES総合館3F ES034)

座長:木村 礼(東芝ESS)

15:50 〜 16:05

[2M12] 近畿大学原子炉に設置した反跳陽子比例計数管出力信号の特性評価

*福田 洋之1、佐野 忠史1、神田 峻1、後藤 正樹1、池田 晶一1、松尾 泰典1、橋本 憲吾1 (1. 近畿大学)

キーワード:UTR-KINKI、検出器特性、n-γ弁別、反跳陽子比例計数管、回路雑音

近畿大学原子炉(UTR-KINKI)で、反跳陽子比例計数管を炉心北側のストリンガーに設置して1mWから100mWの5段階の出力において中性子信号を得た。本測定においてはマルチチャンネルアナライザを用いて波高分布と立ち上がり時間分布を得た。その結果、ガンマ線によるピークを1.5µs付近に、中性子によるピークを2.2µs付近に確認した。本発表では前回の学会で報告した炉外実験との比較・検討も行う。