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[2O03] 原子炉格納容器内のケーブル等有機物から発生する可燃性ガスの評価(その2)
キーワード:可燃性ガス、ケーブル、塗料、保温材、水蒸気
福島第一原子力発電所事故で3号機原子炉建屋の爆発に可燃性ガスが寄与している可能性が指摘されている。そこで格納容器内に存在するケーブル、塗料、保温材、潤滑油を水蒸気、水素、または酸素ガス環境下で昇温し、発生ガスの種類や量を評価した。その結果、1000℃まで昇温すると、二酸化炭素が大半を占めるが可燃性有機ガスも発生し、また、水蒸気環境下が有機ガスの発生量が最も多いことがわかった。