2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[2O07-10] FP挙動,FCVS

2023年9月7日(木) 11:00 〜 12:05 O会場 (工学部5号館2F 522)

座長:成川 隆文(東大)

11:15 〜 11:30

[2O08] SA時のFP挙動モデルの評価

5. Cs-I-B-H-O系の化学反応モデルの検討

*唐澤 英年1、Muhammad Rizaal1、三輪 周平1、木野 千晶2 (1. JAEA、2. エネ総研)

キーワード:ガス状ヨウ素、ホウ素、化学反応、ECUME、SAMPSON

SA解析において、FP挙動に関する化学反応の重要性が指摘されている。このため、先回、CsI挙動の温度依存性を評価したTeRRa実験を対象にし、ガス状ヨウ素の生成量を化学反応モデルを用いて評価した。今回、CsI挙動に及ぼすBの影響を評価したTeRRa実験を対象にして化学反応モデルを検討した。TeRRa実験では、ガス状ヨウ素の生成割合がホウ素を加えない場合の約10倍に増加した。このガス状ヨウ素の増加を説明するCs-I-B-H-O系の気相化学反応機構を検討した。