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[2O10] シビアアクシデント時の格納容器貫通部における核分裂生成物の除去効果に関する研究
(3)平板スリット流路におけるエアロゾル輸送
キーワード:重大事故、機器ハッチ、ドライウェル(D/W)ヘッドタング&グルーブ型フランジ、エアロゾル、除染係数
原子力発電所において重大事故が発生した場合、核分裂生成物(FP)が格納容器破損部位から原子炉建屋を経由して環境へと放出される可能性がある。本研究では、機構論的なFP放出挙動評価手法を構築するため、軽水炉の格納容器貫通部の中でも放射性物質の除染係数が小さい「機器ハッチ」もしくは「ドライウェル(D/W)ヘッドのタング&グルーブ型フランジ」を模擬した平行平板スリット試験体用いてFP沈着効果に関する模擬試験を実施している。本報告では、取得した基礎データについて報告する。