2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[2O07-10] FP挙動,FCVS

2023年9月7日(木) 11:00 〜 12:05 O会場 (工学部5号館2F 522)

座長:成川 隆文(東大)

11:45 〜 12:00

[2O10] シビアアクシデント時の格納容器貫通部における核分裂生成物の除去効果に関する研究

(3)平板スリット流路におけるエアロゾル輸送

*栫 明宏1、古賀 瑞樹1、劉 維1、守田 幸路1、中村 康一2、金井 大造2 (1. 九大、2. 電中研)

キーワード:重大事故、機器ハッチ、ドライウェル(D/W)ヘッドタング&グルーブ型フランジ、エアロゾル、除染係数

原子力発電所において重大事故が発生した場合、核分裂生成物(FP)が格納容器破損部位から原子炉建屋を経由して環境へと放出される可能性がある。本研究では、機構論的なFP放出挙動評価手法を構築するため、軽水炉の格納容器貫通部の中でも放射性物質の除染係数が小さい「機器ハッチ」もしくは「ドライウェル(D/W)ヘッドのタング&グルーブ型フランジ」を模擬した平行平板スリット試験体用いてFP沈着効果に関する模擬試験を実施している。本報告では、取得した基礎データについて報告する。