2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[2O15-18] 事故時建屋内評価

2023年9月7日(木) 15:50 〜 16:55 O会場 (工学部5号館2F 522)

座長:櫻井 智明(規制庁)

16:35 〜 16:50

[2O18] 過酷事故時の原子炉格納容器・原子炉建屋の熱流動解析コードBAROCの開発

(2) NSPPエアロゾル実験の検証解析

*高橋 淳郎1、三橋 利玄1、浜野 明千宏1、大西 史倫1、波田地 洋隆1、小池 秀耀1、内藤 正則1 (1. アドバンスソフト株式会社)

キーワード:BAROC、3次元圧縮性流体解析、過酷事故、エアロゾル粒子、凝集、重力沈降、沈着、熱泳動、トレーサー、NSPP

過酷事故時の原子炉格納容器、原子炉建屋内での核分裂生成物(FP)の3次元的な移行、拡散、沈着挙動を解析するため、アドバンスソフト(株)が開発したBAROCコードにFPエアロゾルの沈着、凝集、重力沈降、熱泳動などの詳細なFP挙動解析モデルを組み込んだ。次にFP挙動解析モデルの定量的な検証のためNSPP(Nuclear Safety Pilot Plant)エアロゾル実験を対象にBAROCコードを用いて検証解析を行い、試験結果と同等の結果が得られることを確認した。