2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[2O19-22] 高経年化対策

2023年9月7日(木) 16:55 〜 18:00 O会場 (工学部5号館2F 522)

座長:南波 宏介(電中研)

17:40 〜 17:55

[2O22] 高経年化対策に資するコンクリートの照射影響

(4)コンクリートの照射影響に関する目安値の評価

*河合 理城1、江藤 淳二1、鈴木 清照1、村上 健太2、大窪 貴洋3、澤田 祥平4、丸山 一平2 (1. 三菱総研、2. 東大、3. 千葉大、4. 鹿島建設)

キーワード:材料、コンクリート、照射影響、目安値

軽水炉プラントの高経年化対策のうち、取替えが困難な原子炉建屋内のコンクリート構造物に関する中性子照射の影響は、コンクリートの骨材種類による差異が予期された。 国内の原子力発電所で用いられるコンクリートの骨材への中性子照射試験結果、骨材の照射影響からコンクリートの照射影響を評価可能な剛体バネモデルの評価結果を用いて、コンクリートへの中性子照射による骨材ごとの強度低下テーブルを評価した。その強度低下テーブルを用いて、コンクリートの照射影響に関する目安値を検討した。