2023年秋の大会

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一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 502-1 原子炉材料,環境劣化,照射効果,評価・分析技術

[3A06-09] 被覆管材料2

2023年9月8日(金) 10:55 〜 12:00 A会場 (IB電子情報館1F IB013)

座長:阿部 弘亨(東大)

11:40 〜 11:55

[3A09] FeCrAl合金の硝酸溶解性およびガラス固化への影響評価

*宇留賀 和義1、村上 毅1 (1. 電中研)

キーワード:事故耐性燃料、改良ステンレス鋼、再処理、ガラス固化、腐食

事故耐性燃料としてFeCrAl合金を被覆管として使用することが検討されている。本試験では同被覆管の再処理影響を評価するため,Cr含有量を変化させたFeCrAl合金の硝酸への溶解試験を行った。この結果,Cr濃度が12wt%以下の場合に硝酸への溶解速度が増加し,溶解液中のFe/全FPやCr/Moの比率が0.1を超える場合が生じ得ることがわかった。このようなFeおよびCr含有量の大きな廃液をガラス固化した場合の固化体の化学的耐久性やイエローフェーズ(Mo酸塩系の析出相)形成への影響を評価した。

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