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[3D10] 原子力発電所から発生する焼却灰に対する処分方策について
(3)グラニュール状焼却灰を用いた処分に向けた試験結果
キーワード:低レベル放射性廃棄物、グラニュール、セメント固化、分配係数、原廃棄物分析法、埋設処分
玄海原子力発電所では、可燃物と不燃物を合わせて高温で焼却しており、グラニュール状の焼却灰が発生する。この焼却灰は、前報告(1)及び(2)の焼却灰と比較して、処理物及び焼却温度が相違することから、グラニュール状を形成している。本焼却灰を用いて、前報告(1)及び(2)の焼却灰と同様の試験を実施した結果、処分に向けたいずれの課題についても、前報告(1)及び(2)の焼却灰と同様の特性を有していることが確認された。本報告では、これらの試験結果について報告する。