2023年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[3E10-13] 廃棄物管理

2023年9月8日(金) 14:45 〜 15:55 E会場 (オークマ工学機械工学館1F オークマホール)

座長:佐藤 淳也(JAEA)

15:15 〜 15:30

[3E12] Pt/Ga2O3ショットキー接合を用いた241Amガンマ線領域の放射線直接エネ ルギー変換

福田 竜生1、深田 幸正1、小畠 雅明1、*吉井 賢資1、菖蒲 敬久1、冨永 亜希1、山下 良之2、谷田 肇1、矢板 毅1 (1. 原子力機構、2. 物材機構)

キーワード:エネルギー変換、放射性廃棄物、ガンマ線、酸化ガリウム、ショットキー接合、界面

我々は、放射性廃棄物からの熱や放射線をエネルギー資源とする可能性に ついての研究を行っている。これまでは主にNi/SiCショットキー接合を用い、 237Npおよび241Amのガンマ線領域である30keVおよび60keVの放射光を放射線に見 立てた実験、モンテカルロ計算、放射光硬X線光電子分光、二次イオン質量分析 等を用いて多角的に検討し、直接エネルギー変換が可能であり、その効率は接合 界面におけるNi-Si化合物形成が関係していることを示して発表してきた。今回、 SiCより密度の高いワイドギャップ半導体であるPt/Ga2O3ショットキー接合を用 い、241Amのガンマ線領域である60keVの放射光を放射線に見立てた実験を行って いるので報告し、Ni/SiCと比較して議論する。