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[3N15] 反対称化分子動力学による平均場模型の基底状態の配位依存性
キーワード:反対称化分子動力学、粒子生成、平均場、2核子衝突、核データ
本研究では反対称化分子動力学を用いて、12Cを27Alに入射させる反応の断面積計算における平均場模型依存性を調べた。今までは基底状態の束縛エネルギーに差がなくても微視的な断面積に最大で500%程度、12C(p,xn)反応で数倍程度断面積に差があることが分かっていた。本研究からこの平均場依存性が基底状態の構造に大きく依存していることが明らかになった。これまで平均場依存性の影響は明らかになっていたが、影響を予測することは困難であった。本研究により平均場が基底状態の配置に依存し、反応断面積において重要な差をもたらすことが分かった。