2023年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1G12-15] 廃止措置に係る計測技術

2023年3月13日(月) 15:50 〜 17:00 G会場 (13号館1F 1311)

座長:川崎 大介(福井大)

16:35 〜 16:50

[1G15] テラヘルツ波による非破壊検査技術の確立のために必要な研究開発課題の抽出検討

*堂﨑 浩二1、田邉 匡生2、藤井 翔3、西脇 智哉1、青木 孝行1 (1. 東北大学、2. 芝浦工大、3. 木更津高専)

キーワード:テラヘルツ波、サブテラヘルツ波、事故炉、鉄筋コンクリート構造、長期健全性評価、経年劣化、非破壊検査

日本原子力研究開発機構(JAEA)廃炉環境国際共同研究センター(CLADS)が実施している「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」の一つとして、令和3年度から3か年の計画で、高放射線量率と高汚染のため、現場への接近性が極端に限られるような事故を経験した原子炉建屋の長期構造健全性の見通しを得るために必要な評価手法を開発中である。 この事業に関連して、福島第一原子力発電所のような事故炉の原子炉建屋に適用できるテラヘルツ波非破壊検査技術の開発に取り組んでいる。本検討は原子力分野の解析コードの妥当性検証に用いられるPIRT手法を適用し、同検査技術の確立のために必要な研究開発課題を抽出・整理しようとするものであるが、ここではその検討状況を報告する。