[1L15-17] Design Technology for Advanced Reactor 2

[1L17] Development of failure mitigation technologies for improving resilience of nuclear structures

(22) Applicability evaluation of resilience improvement effect visualization

*Kazuyuki Demachi¹, Satoshi Abe¹, Shi Chen¹, Kenichi Kurisaka² (1. UTokyo, 2. JAEA)

Keywords:resilience index, fracture control, CMMC

設計基準外事象発生時における破損拡大抑制を目的としたプラントシステムへの破壊制御技術導入によるレジリエンス向上の効果を定量化するためには、レジリエンスの可視化手法が不可欠である。東京大学で開発したレジリエンス指標は、事故時マネジメント(AM)による安全機能回復を、機器・構造物破損確率と時間経過とを考慮に入れて可視化する手法である。破壊拡大抑制がもたらす時間的余裕は、従来では対象外とされていたAM策の実施を可能にすることで安全性能回復に寄与する等、レジリエンス向上の効果が期待される。本研究では、この効果を可視化する手法として、破壊拡大抑制の効果を導入したプラント状態の連続マルコフ連鎖モンテカルロ法(CMMC)シミュレーション手法を開発した。今回はその解析対象を拡大し、本手法の適用性を評価する。