2023年春の年会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2B01-04] 線量測定・管理等

2023年3月14日(火) 09:30 〜 10:35 B会場 (11号館1F 1102)

座長:真辺 健太郎(JAEA)

10:00 〜 10:15

[2B03] GOSとWHAを骨材とした放射線遮蔽体の開発

*中山 幸一1、日塔 光一2、鬼柳 善明3、北垣 亮馬4、加美山 隆4、佐藤 博隆4 (1. 東芝ESS、2. 東芝TSI、3. 北大名誉教授、4. 北大)

キーワード:放射線、γ線、中性子、遮蔽体、酸硫化ガドリニウム、GOS、タングステンヘビアロイ、WHA

γ線・熱中性子の両方を従来よりも効率良く遮蔽でき、かつ放射線・放射性物質の管理状況を可視光で確認できる、新しい放射線遮蔽体を開発している。酸硫化ガドリニウム(GOS)およびタングステンヘビアロイ(WHA:W96%、Ni1.5%、Cu2.4%)を遮蔽材料の細骨材として混合配合したモルタル試験体を試作し、放射線透過試験を実施した。その結果、γ線および熱中性子の両方に対し、試作した遮蔽体が鉄や重コンクリート等の従来遮蔽体に比べ、配合割合に応じて同等以上の遮蔽効果を有することを確認した。