[2B10-13] Nuclear Emergency and Preparedness

[2B13] Assessment of exposure doses during outdoor work in evacuation areas

*Motofumi Saisu¹, Keizo Uchiyama¹, Toshiaki ishii¹, Tadahiko Ando¹, Toshihiro Ueno¹, Kazumi Nakayama², Rina Sato², kazuya Yoshimura², Yukihisa Sanada² (1. TEPCO HD, 2. JAEA)

Keywords:Individual dose, Ambient dose rate, Fukushima dai-ichi Nuclear Power Station Accident

福島県浜通りにおける被ばく実態を表す個人線量は、今後の復興における重要な情報の一つであるが、避難指示解除等が予定されている被災地域において、まとまった規模の個人線量報告は少なく、空間線量率と個人線量の関係も十分に検討されていない。東京電力ホールディングスは、事故以降、現地で福島復興活動の一環として除草等に従事している。そこで、福島県浜通りにおける作業時の個人線量取得を目的に、勤務時間中に社員が分単位で計測できる個人線量計とGPSを携行し、行動記録表に行動内容を記録した。避難指示解除区域、特定復興再生拠点区域、および特定復興再生拠点外において得られた個人線量データの解析結果を報告する。併せて、各種モニタリング手法により取得された空間線量率データを用い、個人線量との関係を解析した結果について報告する。