[2B_PL02] Development of LHADDAS and its application to countermeasures for radiological terrorism
悪意を伴う意図的な放射性物質の拡散はテロの想定の一つであり、対処態勢の構築に関する議論が進められている。放射線テロ対策と原子力施設の防災対策は技術的には共通する部分もあり、専門家同士の連携が有効な対策につながる。本企画セッションでは、放射線テロ対策のための最新の研究開発状況として、想定される被害状況、それに対処する現場検知(核検知)、ゾーニング(危険度に応じた区域の設定)と訓練、核物質に関する分析手法(核鑑識)、局所域高分解能大気拡散・線量評価システムついて紹介する。放射線テロ対策に求められるシナリオ作成・放射線検出・被害評価・対策検討の観点で、シミュレーション情報の活用方法等を意見交換する。