2023年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[2C07-09] PRA手法

2023年3月14日(火) 14:45 〜 15:35 C会場 (11号館2F 1106)

座長:氏田 博士(アドバンスソフト)

14:45 〜 15:00

[2C07] 安全目標における「社会」の位置付けに関する概念的検討

*菅原 慎悦1 (1. 関西大)

キーワード:安全目標、社会的影響、リスク

本研究は、原子力災害による放射線被ばくの直接的な健康影響には回収されない様々な社会的影響を、安全目標にどのような形で位置付けるかを考察する。以下に示す3つの選択肢について、それぞれの意義や課題を明らかにする:①ヒトの健康を守るために社会を守る、②「社会」自体に守る価値がある、③既存のリスク評価では捉えきれない影響を「社会的影響」として概念化する。