2023年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[2D08-12] 放射線分析技術

2023年3月14日(火) 14:45 〜 16:05 D会場 (12号館2F 1222)

座長:渡辺 賢一(九大)

15:15 〜 15:30

[2D10] β、γ、X線同時解析による迅速・高感度放射性核種分析法の開発

(3) Convolution法によるLSC標準スペクトルデータベースの作成

*鈴木 勝行1、後藤 淳2、大島 真澄1、沈 海峰1、佐野 友一1、篠原 宏文1 (1. 分析セ、2. 新潟大)

キーワード:スペクトル定量法、液体シンチレーションスペクトル、Convolution法

我々はこれまでに、放射線測定スペクトルが複数の核種スペクトルの線形和で表せるという第1原理を用いたスペクトル定量法(SDM法)を開発し、その有効性を実証した。今回、Geant4によるシミュレーションとコンボリューション法を組み合わせ、このSDM法に用いる液体シンチレーション標準スペクトルを作成する方法を開発したので、その結果を報告する。