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[2E12] 原子核反応実験データベースEXFORにおけるFAIR原則の実装
キーワード:原子核反応、EXFOR
原子核反応データベース(EXFOR)は、世界各国のデータセンター(NRDC)の国際協力により、発表された原子核反応実験の数値データを編集・再録し、IAEAがシステム開発および管理を行なっているものである。
実験値はデジタル化されており、核データの評価等あらゆる方面で有効活用されている。しかし、そのフォーマットは古いFORTRAN時代の制限を受けており、そのままデータ可視化ソフトなどで読み込み使用するのには難がある。
近年のサイエンスデータの利用におけるOpen Scienceや研究成果である研究データの公開と共有のための原則であるFAIR (Findable, Accessible, Interoperable, Reusable)、DX推進の流れは当該分野でも例外ではない。IAEA核データセクションでは、この試みとして、新しくEXFOR構文解析ソフトウェアを開発しEXFORをJSONに変換、REST APIを通してユーザーに使いやすいフォーマットでデータを提供する開発を行っている。本発表では、本試みの概要および変換データの例や使用方法について発表する。
実験値はデジタル化されており、核データの評価等あらゆる方面で有効活用されている。しかし、そのフォーマットは古いFORTRAN時代の制限を受けており、そのままデータ可視化ソフトなどで読み込み使用するのには難がある。
近年のサイエンスデータの利用におけるOpen Scienceや研究成果である研究データの公開と共有のための原則であるFAIR (Findable, Accessible, Interoperable, Reusable)、DX推進の流れは当該分野でも例外ではない。IAEA核データセクションでは、この試みとして、新しくEXFOR構文解析ソフトウェアを開発しEXFORをJSONに変換、REST APIを通してユーザーに使いやすいフォーマットでデータを提供する開発を行っている。本発表では、本試みの概要および変換データの例や使用方法について発表する。