2023年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-2 核燃料とその照射挙動

[2F08-10] 乾式貯蔵

2023年3月14日(火) 14:45 〜 15:35 F会場 (12号館3F 1232)

座長:中村 勤也(電中研)

15:15 〜 15:30

[2F10] BWR使用済燃料被覆管の乾式貯蔵時における機械的特性及び微細組織に及ぼす熱処理の影響

(3) 熱処理後の被覆管微細組織評価

*横山 博紀1、坂本 寛1、三浦 祐典1、青見 雅樹2、清水 仁3、石岡 真一3、山田 大智4、島 晃洋4、手塚 英志4 (1. NFD、2. GNF-J、3. 日立GE、4. 東電HD)

キーワード:9×9燃料被覆管、乾式貯蔵、長期健全性、XRD測定、TEM観察、照射硬化回復

9×9 燃料(BWR55GWd/t 型)の乾式貯蔵適用性に係る評価の一環として、330 ℃-360 ℃で最大8000 h加熱した9×9 燃料の照射燃料被覆管について、熱処理による微細組織変化とそれに伴う機械的特性の変化を透過型電子顕微鏡(TEM)観察及びX 線回折(XRD)を用いて調査した。本試験条件では、a 成分転位の回復と機械的特性の変化に相関があり、硬さ測定結果から評価した回復挙動と一致する傾向が確認された。