2023年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 501-2 核燃料とその照射挙動

[2F11-15] 次世代燃料・事故耐性燃料

2023年3月14日(火) 15:35 〜 17:00 F会場 (12号館3F 1232)

座長:廣岡 瞬(JAEA)

16:35 〜 16:50

[2F15] 設計基準外事故時におけるクロム被覆ジルコニウム合金燃料棒の挙動

*中村 勤也1、稲垣 健太1、Juri Stuckert2、Martin Ševeček3 (1. 電中研、2. カールスルーエ工科大学、3. チェコ工科大学)

キーワード:事故耐性燃料、クロム被覆、ジルコニウム合金、設計基準外事故、燃料バンドル

単一棒と3×3型バンドルのCr被覆Zr合金燃料棒を用いて、現行の冷却材喪失事故(LOCA)基準を上回る被覆管最大表面温度1600℃以下の著しい炉心損傷に至らない設計基準外事故(BDBA)模擬試験を実施した。被覆厚さや被覆材の種類が事故時挙動に及ぼす影響や、バンドル固有のふるまいについて報告する。