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[2G17] Challenge of Novel Hybrid-waste-solidification of Mobile Nuclei Generated in Fukushima Nuclear Power Station and Establishment of Rational Disposal Concept and its Safety Assessment
(10) Safety assessment of composite waste form for iodine immobilization
Keywords:Fukushima Daiichi Nuclear Power station accident, radioactive waste, I-129, hybrid waste, safety assessment, disposal concept
福島第一原子力発電所の事故によって発生した放射性廃棄物にはI-129が含まれている。I-129は可溶性の長半減期核種であり、収着性が低く固化が難しいため、処分後の安全評価に大きな影響を与える可能性がある。他方、ヨウ素を内包した1次固化体を金属マトリクス材料(ジルコニウム合金やSUS)でさらに固化したハイブリッド固化体については、十分な固化体寿命を有することが示唆されていることを著者らのグループが報告している(日本原子力学会秋の大会、2022)。本発表では、そのハイブリッド固化体を廃棄体として、TRU廃棄物を対象とした地層処分のリファレンスケースの評価モデルを用いて核種移行解析を行った。緩衝材や岩盤における設定条件が被ばく線量に与える影響を評価し、ハイブリッド固化体の処分概念構築に向けた検討を行った。