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[2H06] プルサーマル使用済み核燃料の管理
(1)直接処分概念の検討
キーワード:プルサーマル、使用済み核燃料、廃棄物管理、直接処分、熱伝導解析
プルサーマル使用済み核燃料は崩壊熱が大きいため、直接処分時には定置間隔をはじめとした処分条件がUO2使用済み核燃料と比べて厳しくなることが予想される。本研究では有限要素法を用いた廃棄体周辺の熱伝導解析を実施し、緩衝材最高温度が制限値未満となる処分条件を検討した。その結果、処分深度1000mの場合には、冷却年数を延長し廃棄体当たりの専有面積をUO2燃料処分時の約13倍にするといった複数の処分概念を得た。