2023年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 504-3 燃料再処理

[2H06-07] 使用済燃料管理

2023年3月14日(火) 11:25 〜 12:00 H会場 (13号館1F 1312)

座長:鷹尾 康一朗(東工大)

11:25 〜 11:40

[2H06] プルサーマル使用済み核燃料の管理

(1)直接処分概念の検討

*阿部 拓海1、西原 健司1 (1. JAEA)

キーワード:プルサーマル、使用済み核燃料、廃棄物管理、直接処分、熱伝導解析

プルサーマル使用済み核燃料は崩壊熱が大きいため、直接処分時には定置間隔をはじめとした処分条件がUO2使用済み核燃料と比べて厳しくなることが予想される。本研究では有限要素法を用いた廃棄体周辺の熱伝導解析を実施し、緩衝材最高温度が制限値未満となる処分条件を検討した。その結果、処分深度1000mの場合には、冷却年数を延長し廃棄体当たりの専有面積をUO2燃料処分時の約13倍にするといった複数の処分概念を得た。