[2J01-05] 気液二相流1

[2J05] 長円形ノズルから流出する液噴流の分裂と液滴スプラッシュに関する研究

*孫 国富¹、詹 翼¹、大川 富雄¹、青柳 光裕²、内堀 昭寛²、岡野 靖² (1. 電気通信大学、2. 日本原子力研究開発機構)

キーワード：単相噴流、長円形ノズル、衝突液滴、衝突頻度、飛散液滴

液噴流が長円形ノズルから鉛直下向きに噴射される場合、様々な不安定要素の重なる影響により噴流は連続できず分裂し、また最終的に一列の液滴（一次液滴）になるように分裂が発達する。一次液滴のサイズは基本的に噴流流速に依存しないが、液噴流の分裂を主導する不安定要素は流速の変わると伴い肩代わりが生じることで一次液滴のサイズは変わる。本研究では長円形ノズルの液噴流の固体面衝突における液滴飛散量に対して非常に重要な一次液滴のサイズと発生頻度を計測して、円形ノズルから取得した結果を踏まえて長円形ノズルに適する経験式を提案した。