2023年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-3 研究炉,中性子応用

[2K18-19] 研究炉

2023年3月14日(火) 16:55 〜 17:30 K会場 (13号館2F 1322)

座長:荒木 祥平(JAEA)

17:10 〜 17:25

[2K19] NSRR施設の保全活動における機器類の重要度分類

*求 惟子1、飛田 徹1、天谷 政樹1、与能本 泰介1 (1. JAEA)

キーワード:NSRR、試験研究炉、グレーデッドアプローチ、新検査制度、保全活動

本研究は、NSRR施設を対象とし、グレーデッドアプローチの視点からの効果的な保全活動の実施を狙いとし、1)保全活動の目的(通常運転及び事故時の公衆の防護、放射線業務従事者の防護、安定運転・財産保護等)に応じた目指すべき目標水準の明確化、2)目標水準への影響度を踏まえた機器類の重要度分類、3)重要度に応じた保守管理の方法等を検討している。
本報では、前報で実施したNSRR原子炉施設の機器類に加え、NSRR使用施設の機器類も対象とし、原子力安全に係る目標水準について、法令等で要求される水準と規制側が期待する合理的に達成可能(ALARA)な水準の二つの安全水準に対する機器類の故障等による影響度から、保全重要度を分類した結果を報告する。