[3D01-07] イメージング・基礎物理計測

[3D03] 新規クリアランス対象物を想定したＸ線CTの画像再構成条件に関する検討

*仲宗根 峻也¹、吉居 大樹^1,3、澁谷 憲悟¹、酒井 宏隆¹、藤原 健²、河原林 順³ (1. 原子力規制庁、2. 産業技術総合研究所、3. 東京都市大学)

キーワード：X線CT、画像再構成、クリアランス、CdTe半導体検出器、放射線計測

収納容器内の対象物における放射能を外部から測定する際、対象物の自己遮蔽の影響を評価することが困難なことから、収納容器内の密度は均一であり、汚染は点線源で局在しているという条件により算出した保守的な換算係数が用いられている。しかし、収納容器内における密度分布の均一性が保証されない場合には評価は異なる。そこで、放射能測定における密度分布の不均一性の影響について検討するため、測定用模擬体を作製し、異なる測定条件（管電圧、しきい値等）で測定を実施した。また、画像再構成についても検討した。