3:15 PM - 3:30 PM
[3D10] Technical developments of neutron spin echo spectroscopy for observation of a wide space-time region
Keywords:Neutron spin echo spectroscopy, Neutron scattering, Polarized neutron, MIEZE
中性子スピンエコー法はピコ秒から数100ナノ秒の運動を観測できる高分解能中性子散乱分光法である.スピンエコー法のカバーする時空間領域を広げるために我々が取り組んでいる技術開発を紹介する.
J-PARC MLF BL06の共鳴型スピンエコー装置VIN ROSEでは,数10ピコ秒の短いフーリエタイムに対応するエコーシグナルの周期に影響されずに精度よく波長分解するための位相スキャン法の実験を行った.
研究用原子炉JRR-3のスピンエコー装置 iNSE では従来のスピンエコー法が守備範囲とする数10から100ナノ秒の長いフーリエタイムを観測するための調整が進められている.
J-PARC MLF BL06の共鳴型スピンエコー装置VIN ROSEでは,数10ピコ秒の短いフーリエタイムに対応するエコーシグナルの周期に影響されずに精度よく波長分解するための位相スキャン法の実験を行った.
研究用原子炉JRR-3のスピンエコー装置 iNSE では従来のスピンエコー法が守備範囲とする数10から100ナノ秒の長いフーリエタイムを観測するための調整が進められている.