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[3E05] 動力学模型による中性子過剰核の核分裂収率計算
キーワード:核分裂、rプロセス、原子核理論、動力学模型
rプロセスにおいて核分裂はrプロセスの終端を決め、核分裂リサイクルによって最終的な元素組成へ影響を与えるなど、重要な役割を果たす。rプロセスは中性子過剰領域を進むため、中性子過剰核における核物理が重要である。しかし、実験でアプローチ出来ない領域であり、理論計算に頼るほかない。また、中性子過剰核では安定核に比べて得意な殻構造の存在が予言されているが、分裂メカニズムは明らかになっていない。本研究では揺動散逸定理に基づくランジュバン方程式を採用した動力学模型によって中性子過剰核の核分裂を調べる。