[3G01-03] Geological Environment

[3G03] Study on the treatment of changes in topography and repository depth due to uplift and erosion in nuclide migration evaluation

*Satsuki Kabasawa¹, Michihito Sakamoto², Yuta Takahashi¹, Masaaki Yamaguchi¹ (1. JAEA, 2. Tokai Univ.)

Keywords:Geological disposal, Uplift and erosion, Evolution of topography, Groundwater flow, Nuclide migration

これまでの地層処分の安全評価における隆起・侵食シナリオの評価では、処分場深度の変化に伴う化学環境の変化等に着目し簡略化が行われている。一方、隆起・侵食に伴って地形が変遷すると、地下水流動の変遷を介し地表への核種移行挙動に影響を及ぼす可能性があり、その影響は地形の変遷と処分場深度の変遷の組み合わせ等に依存すると考えられる。本研究では、隆起・侵食が地形の変遷及び地下水流動の変遷を介して核種移行にもたらす影響が、どのような地形の変遷が生じる場合に顕在化し得るのか等を明らかにするための検討を行う。具体的には、原子力機構が開発したツールを用いた地形・処分場深度の変遷の評価と、既存の地下水流動・粒子追跡解析とを組み合せた試行的な評価を行い、地形の変遷に対する地下水流動や核種移行挙動の変化の特徴の把握とパターン分類を試みた。