2023年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-2 放射性廃棄物処分と環境

[3G09-13] 廃棄物

2023年3月15日(水) 14:45 〜 16:10 G会場 (13号館1F 1311)

座長:千田 太詩(東北大)

14:45 〜 15:00

[3G09] 低レベル放射性廃棄物に含まれるアルミニウム物品のモルタル充填固化

(1)アルミニウム物品の課題と対策全般

*西浦 英明1、花畑 満典1、北村 正志1、加藤 真嗣1、岩崎 満2、本山 光志3 (1. 関西電力株式会社、2. 東北電力株式会社、3. 日揮株式会社)

キーワード:低レベル放射性廃棄物、固体状廃棄物、アルミニウム、充填固化、モルタル、埋設処分

原子力発電所から発生する低レベル放射性廃棄物の固体状廃棄物の中にアルミニウム金属が含まれており、固体状廃棄物を埋設処分するためにモルタルで充填固化する際に、水素ガスが発生することから、現在はアルミニウム金属を除いて固化している。固体状廃棄物の中にはアルミニウム金属が比較的多く含まれていることから、発電所の保管庫に、取除いたアルミウニウム金属が年々溜まってきており、電力会社共通の課題として、この対策を検討している。本報告では、固体状廃棄物に含まれているアルミウニウム金属のモルタル充填固化によりガス発生が生じることによる課題と影響度の見通し、これに対して現在検討中の対策とこの見通しについて報告する。