2024年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1A09-14] コンクリート等の処理技術

2024年3月26日(火) 14:45 〜 16:20 A会場 (21号館2F 21-203)

座長:井口 幸弘(福井大)

15:30 〜 15:45

[1A12] 高パワー密度、高速CWレーザ照射によるコンクリート表面の除去加工

*石原 哲1、長峰 春夫1、佐藤 良祐2 (1. 大成建設、2. 東洋ユニオン)

キーワード:除染、ファイバレーザ、コンクリート、表面除去、パワー密度、レーザパラメータ、加工方法

原子力施設廃止措置へのレーザ技術の適用が進められている。大成建設では1995年頃にコンクリート表層はく離技術を開発し、JAEAの再処理特研で0.5kWCO2レーザによる汚染コンクリート除染実証試験を行った。その後、現場適用性の高い高出力ファイバレーザが発展し、弊社においても東京電力1Fの汚染水タンクレーザ除染の施工実績等に繋がっている。また、この間に継続して国内外の研究機関でレーザコンクリート加工の研究成果が報告されている。本研究ではこれらの最新技術と知見に基づくレーザコンクリート除染技術開発を目的として、2.0kWファイバレーザ、ガルバノスキャナによる高速CW(連続波)照射でコンクリート表面の除去加工試験を行った。既往研究事例とは異なる高パワー密度、低エネルギー密度の照射によって、表面のガラス化を抑制可能で除去効率の良いレーザパラメータと加工方法を検証し、レーザ加工原理を考察した。

予稿パスワード認証
予稿集購入者向けのパスワード入力ボックスです。
参加者は、参加者用ログインからログインすると、予稿閲覧可能です。
ログインIDとパスワードは参加料決済後にメールで通知しています。

パスワード