2024年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 504-2 核化学,放射化学,分析化学,アクチノイドの化学

[1C09-12] 湿式分離・分析技術1

2024年3月26日(火) 14:45 〜 15:50 C会場 (21号館2F 21-205)

座長:坂本 寛(NFD)

15:30 〜 15:45

[1C12] トリプル四重極誘導結合プラズマ質量分析装置によるNd核種迅速分析手法の開発

*風間 裕行1、豊田 千尋1、大西 貴士1、前田 宏治1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:燃焼率測定、Nd、ICP-MS、分析化学

原子炉における核燃料の燃焼特性の把握、適切な原子炉の運転条件の決定、炉心管理コードの検証等において、燃焼率測定は重要である。従来の燃焼率測定法では、核分裂収率の精度が高く、生成量が燃料の核分裂数に比例する燃焼率指標核種として、148Ndの質量分析が行われる。一方、既往の148Ndの質量分析では、核分裂生成物として随伴する148Smの同重体干渉を除去する必要があり、Ndを単離するための分離操作を要する。本研究では、Ndの分離前処理工程を省略することによる簡便な燃焼率測定法の確立を目指し、トリプル四重極誘導結合プラズマ質量分析装置を用いたNdの迅速な分析手法の開発を行った。

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