15:30 〜 15:45
[1C12] トリプル四重極誘導結合プラズマ質量分析装置によるNd核種迅速分析手法の開発
キーワード:燃焼率測定、Nd、ICP-MS、分析化学
原子炉における核燃料の燃焼特性の把握、適切な原子炉の運転条件の決定、炉心管理コードの検証等において、燃焼率測定は重要である。従来の燃焼率測定法では、核分裂収率の精度が高く、生成量が燃料の核分裂数に比例する燃焼率指標核種として、148Ndの質量分析が行われる。一方、既往の148Ndの質量分析では、核分裂生成物として随伴する148Smの同重体干渉を除去する必要があり、Ndを単離するための分離操作を要する。本研究では、Ndの分離前処理工程を省略することによる簡便な燃焼率測定法の確立を目指し、トリプル四重極誘導結合プラズマ質量分析装置を用いたNdの迅速な分析手法の開発を行った。
予稿パスワード認証
予稿集購入者向けのパスワード入力ボックスです。
参加者は、参加者用ログインからログインすると、予稿閲覧可能です。
ログインIDとパスワードは参加料決済後にメールで通知しています。