2024年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[1D01-07] PRA手法1

2024年3月26日(火) 10:00 〜 11:55 D会場 (21号館3F 21-312)

座長:當房 拓朗(東芝ESS)

10:30 〜 10:45

[1D03] 緊急時活動レベル発信タイミングを考慮した水素ベント時の公衆リスク評価

*塩村 信人1、瀬部 芙美絵1、竹澤 伸久1、堀江 英樹1、松下 郁1、田原 美香1 (1. 東芝ESS)

キーワード:レベル3PRA、リスク評価、避難計画、水素ベント、WinMACCS

原子力災害による公衆への影響を定量評価するためには、プラントの事象進展を考慮したオンサイト情報と、公衆が避難する指針となる防災計画などのオフサイト情報の連携が重要である。そこで本研究では、放射性物質放出のシナリオと公衆の避難行動の違いによるリスクへの影響を評価した。想定したシナリオは3つあり、“a.格納容器からの水素漏洩量が少なく、格納容器過圧を抑制するための格納容器ベントを実施するケース”、“b.水素漏洩による建屋水素濃度上昇を抑制するための格納容器ベント(水素ベント)を実施するケース”、“c.水素ベントに失敗するケース”、である。また、公衆を居住区域や避難行動に基づいて3つに分類し、公衆毎に避難行動に関連するパラメータを設定して公衆の健康障害リスクを評価した。さらに、最もリスクが高い公衆に対してリスク低減策を検討し、その効果を確認した。

予稿パスワード認証
予稿集購入者向けのパスワード入力ボックスです。
参加者は、参加者用ログインからログインすると、予稿閲覧可能です。
ログインIDとパスワードは参加料決済後にメールで通知しています。

パスワード