2024年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[1D08-12] 外的事象PRA1

2024年3月26日(火) 14:45 〜 16:10 D会場 (21号館3F 21-312)

座長:牟田 仁(東京都市大)

15:00 〜 15:15

[1D09] 電路類のフラジリティ高度化に関する研究

(第2報)耐力試験及びフラジリティ高度化

*樋口 智一1、奥 達哉1、増田 和也1、丸山 直伴2、小杉 慎司3、原口 龍将4、板東 雅嗣5、久富 伸一6、立澤 遼太郎6、古谷 健人6 (1. 東芝ESS、2. 日立GE、3. 日立、4. MHI、5. MHI NSエンジ、6. 東電HD)

キーワード:電路、ケーブル、ケーブルトレイ、試験、耐力、フラジリティ

電路のうちケーブルトレイのフラジリティ評価では、ケーブルトレイ本体又はサポートの構造的損傷により、ケーブルも損傷し電気的機能が喪失することを想定している。しかし、ケーブルトレイ本体又はサポートが損傷したとしてもケーブルの損傷に至らず、ケーブルの電気的機能は維持される場合も考えられるため、現状のフラジリティ評価は保守的な評価となっている可能性がある。ケーブルの電気的機能に対する耐力がケーブルトレイ本体又はサポートの耐力よりも大きいことを確認できれば、ケーブルトレイのフラジリティの高度化を図ることができると考えられる。そこで、ケーブルの耐力試験を実施し、耐力データとそのばらつきを取得した。また、ケーブルたわみ試験に基づき解析手法の妥当性を確認し、解析により地震時にケーブルに生じる応力を求めた。これらを用いてケーブルのフラジリティ評価を行うことにより、電路類のフラジリティ高度化を図った。

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