2024年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 403-1 リスク評価技術とリスク活用

[1D13-17] 外的事象PRA2

2024年3月26日(火) 16:10 〜 17:30 D会場 (21号館3F 21-312)

座長:樋口 智一(東芝ESS)

16:25 〜 16:40

[1D14] 地震PRAにおける耐震多様性の評価

その7:様々な強震観測記録を用いた耐震多様性を考慮した床免震の有効性に関する検討

*片山 吉史1、大鳥 靖樹2、牟田 仁2、酒井 俊朗3 (1. 中電技術コンサルタント、2. 東京都市大学、3. 電力中央研究所)

キーワード:耐震多様性、地震PRA、応答スペクトル、免震、耐震

著者らは,耐震機器と免震機器から成る耐震多様性システムのリスク低減効果について検討を行ってきた。既往研究では、原子力発電所の建屋内に設置された動的機器を想定して、床免震の導入によるリスク低減効果を決定論とリスク論の両面から検討を行った。同研究は設計応答スペクトルや一様ハザードスペクトルに適合した人工地震波を用いた検討であった。本検討では、日本国内で観測された様々な強震観測記録を用いた、より現実的な条件で、床免震の固有周期と耐震多様性システムのリスク低減効果の関係について検討を行った。

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