2024年春の年会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-1 プラズマ工学(慣性核融合を含む)

[1G01-01] プラズマ壁相互作用

2024年3月26日(火) 10:00 〜 10:20 G会場 (21号館3F 21-317)

座長:片山 一成(九大)

10:00 〜 10:15

[1G01] 核融合炉における壁コンディショニングについて

*増崎 貴1,2 (1. 核融合科学研究所、2. 総合研究大学院大学)

キーワード:核融合炉、壁コンディショニング、ボロニゼーション

核融合炉のプラズマ運転をスムースに開始するため、また炉内のトリチウム蓄積を低減するための壁コンディショニングについて議論する。プラズマ運転を円滑に開始するには、特に酸素不純物を低減して放射障壁を下げ、所定のプラズマ状態に移行することが必要である。現在稼働中の核融合実験装置で酸素不純物を低減するために行われているのが、プラズマ対向壁へのボロン被覆であり、最近はITERでも検討されている。発表では原型炉を例にとり、ボロニゼーションを実施するという前提をおき、どのような条件でボロニゼーションが行われるか、酸素除去や水素同位体蓄積の効果について検討した結果を報告し、議論する。

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