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[1G02] 核融合中性子源設計のためのパフモデルを用いたトリチウムの公衆影響評価コードの妥当性検証
キーワード:A-FNS、IFMIF、環境影響、大気拡散、トリチウム
核融合中性子源施設では、重水素ビームの液体Liターゲットへの入射による中性子発生時に、多量のトリチウムが生成される。QSTでは、トリチウムによる施設外の影響評価コード(ROPUCO)を独自に開発している。ROPUCOコードでは、トリチウムの施設外の線量を精度良く評価するために、ガウスパフモデルを採用することで実気象・実地形データを計算に取り込むことを可能としており、また地表面への沈着後に再放出するトリチウム挙動の計算が可能なコードとなっている。本研究では、開発したROPUCOコードの妥当性の検証を目的として、様々な条件下において、既存のガウスプルームモデルで得られた結果との比較を行った。加えて、実験値とROPUCOでの計算値を比較し、ROPUCOの妥当性を確認した。また、既存のガウスプルームモデルと比較して低風速条件において適切な評価が可能であり、ROPUCOコードの利用が有用であることを明らかにした。
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