2024年春の年会

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一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-3 原子炉設計,原子力発電所の建設と検査,耐震性,原子力船

[1M07-11] SMRのプラント設計と展開

2024年3月26日(火) 14:45 〜 16:10 M会場 (21号館4F 21-424)

座長:宇井 淳(電中研)

14:45 〜 15:00

[1M07] 高経済性小型炉BWRX-300の実用化と国内導入に向けた開発

(1) BWRX-300の概要と主な開発項目

*塚原 達也1、木藤 和明1、Povolny Antonin1、小島 悠太2 (1. 日立GE、2. 日立)

キーワード:BWRX-300、小型モジュール炉、革新的コンセプト、システム簡素化、コスト競争力

BWRX-300は「よりスマートに、よりシンプルに」を実現する小型モジュール炉(SMR)であり、日立GEニュークリア・エナジーと米国の姉妹会社GE Hitachi Nuclear Energy社が共同で開発を進めている。BWRX-300では、原子炉圧力容器に隔離弁を直付けした隔離弁一体型原子炉の概念を採用することで、原子力発電所における主要な想定事故である原子炉冷却材喪失事故(LOCA)の影響を緩和し、LOCA対応に必要であった設備や構造の簡素化を実現した。これにより、高度な安全性とコスト競争力を両立できるSMRとなり、現在、世界各地でBWRX-300の導入に向けた動きが進展している。本講演では、BWRX-300の特長と実用化に向けた主な開発項目を紹介する。

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