2024年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 401-3 原子炉設計,原子力発電所の建設と検査,耐震性,原子力船

[1M07-11] SMRのプラント設計と展開

2024年3月26日(火) 14:45 〜 16:10 M会場 (21号館4F 21-424)

座長:宇井 淳(電中研)

15:15 〜 15:30

[1M09] 高経済性小型炉BWRX-300の実用化と国内導入に向けた開発

(3) 地盤への埋め込み深さが原子炉建屋と大型機器の振動特性に及ぼす影響

*小島 悠太1、熊谷 貴仁1、安里 悠2、丸山 直伴2 (1. 日立、2. 日立GE)

キーワード:BWRX-300、埋め込み深さ、3DFEM、振動特性

外部ハザードへの耐性強化の観点で、原子炉建屋を地盤に深く埋め込むことが多くなってきている。埋め込みが深い場合、地盤-建屋の動的相互作用により建屋の振動特性が変化し、それに伴い機器の振動特性も変化することが予想される。そこで本研究では、小型原子炉BWRX-300を対象とし、埋め込み深さが原子炉建屋や格納容器内の大型機器の振動特性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。BWRX-300の地盤-建屋-大型機器連成モデルを用い、地盤物性や埋め込み深さが異なる条件下において、原子炉建屋や格納容器内の大型機器の振動特性を確認した。その結果、硬質地盤で埋め込みが深い場合、建屋の変形が地盤によって拘束される領域が大きくなり、建屋に加えて大型機器へも地盤による拘束効果が働くことで、大型機器の振動特性が変化することを確認した。

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