2024年春の年会

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一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[2B04-08] デブリ

2024年3月27日(水) 10:35 〜 11:55 B会場 (21号館2F 21-204)

座長:佐藤 勇(東京都市大)

10:35 〜 10:50

[2B04] ミクロからバルクの領域に応じた分光分析による模擬燃料デブリの性状研究

*遠藤 瞭1、秋山 大輔1、蓬田 匠2、岡本 芳浩2、谷田 肇2、桐島 陽1 (1. 東北大、2. JAEA)

キーワード:模擬デブリ、放射光、マイクロXAFS、顕微ラマン分光、XRD

福島第一原子力発電所事故では燃料が溶融し、原子炉構造材と反応して燃料デブリが発生した。本研究では炉内で生成していると推測される(U,Zr)O2固溶体に着目した。まず、XRDで同定されたバルク領域の主要な結晶相と、SEM-EDXと顕微ラマン分光法の同一点分析によって同定されたミクロ領域の結晶相を比較した。また、μ-XRD、μ-XRF、μ-XAFSの同時分析を行い、Uの原子価を評価した。複数の分光分析を併用し、多角的に化学状態を把握するための技術開発が本研究の目的である。

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