2024年春の年会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 504-3 燃料再処理

[2C07-09] 湿式再処理・サイクル評価

2024年3月27日(水) 11:10 〜 12:00 C会場 (21号館2F 21-205)

座長:宮﨑 康典(JAEA)

11:40 〜 11:55

[2C09] 核燃料サイクルのデジタライゼーション

NEUChain:諸量データ駆動型アプローチの可能性

*岡村 知拓1、西原 尚宏1、中瀬 正彦1、阿部 拓海2、西原 健司2 (1. 東工大、2. JAEA)

キーワード:デジタライゼーション 、分散型台帳技術、ブロックチェーン、NEUChain、核燃料サイクルシミュレーション、NMBコード、サプライチェーンマネジメント

今後の核燃料サイクルの推進・実運用の高度化には、デジタル技術の積極的な活用が不可欠である。その中でも、分散型台帳技術は、データの信頼性、セキュリティ、耐障害性に優れており、特に原子力分野における長期的かつ機微なデータ管理手法として注目されている。既に分散型台帳技術の保障措置や核セキュリティ分野への応用研究は進んでおり、その他にも、原子力施設の運用の最適化、サプライチェーン管理の高度化、放射性廃棄物削減など、多岐にわたる領域への活用が期待されている。そこで本研究グループでは、諸量評価コードNMBの開発ノウハウを基に、分散型台帳技術を活用した核燃料サイクル全体における多様な放射性物質の実データの管理と活用を実現する新たな核燃料サイクルのデータ基盤「NEUChain(ニューチェーン)」の開発を進めている。本発表では、NEUChainの基本コンセプトとその応用、分散型台帳技術の海外事例について議論する。

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