2024年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 原子力プラント技術 » 402-1 原子力安全工学(安全設計,安全評価,マネジメント)

[2D09-12] 事故進展解析

2024年3月27日(水) 14:45 〜 15:50 D会場 (21号館3F 21-312)

座長:中村 勇気(東芝ESS)

14:45 〜 15:00

[2D09] TRACEコードを用いたPWR事故解析の検討

(1) LSTF試験(SB-CL-18)と実機PWRプラント解析の比較

*後藤 歌穂1、八木橋 秀樹1、関根 将史1、塚本 直史1 (1. 原子力規制庁)

キーワード:LSTF、TRACE、小破断LOCA、PWR、スケーリング効果

原子力規制庁では、PWRプラントのTRACEコードのモデルの整備を進めている。PRAの成功基準解析等において実機PWRの解析モデルの妥当性を確認することは重要な課題である。本研究では実機PWRプラントと実機を模擬した大型定常試験装置(LSTF)における小破断LOCA事象についてTRACEコードを用いた解析を行った。小破断LOCAで発生する事象に関連するPCT等のパラメータの比較を通じて解析モデルの妥当性を確認した結果について報告する。また、3ループと4ループのスケーリングの違いにも着目し、計算の妥当性について議論する。

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