2024年春の年会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-2 核融合炉材料工学(炉材料,ブランケット,照射挙動)

[2G11-16] 機能性材料

2024年3月27日(水) 14:45 〜 16:20 G会場 (21号館3F 21-317)

座長:芦川 直子(京都フュージョニアリング)

15:00 〜 15:15

[2G12] 機能性セラミックス被覆への炭化物ナノ粒子添加・分散手法の検討

*伊藤 鉄馬1、近田 拓未1、城田 賢渡1、松浦 航1、清水 悠加1、ドゥ ユイ ヒム1 (1. 静岡大学)

キーワード:トリチウム、透過、被覆、ナノ粒子、自己修復

核融合炉ブランケットにおけるトリチウムの透過漏洩を抑制するために、構造材料に機能性被覆を施す研究が進展し、これまでセラミックスを用いた被覆によって高い水素同位体透過低減性能やトリチウム増殖材との共存性が示されてきた。一方、ブランケットでの長時間の運転において、被覆は熱サイクル、照射、および腐食により亀裂等が発生し、諸性能が劣化する可能性がある。そこで本研究では、機能性セラミックス被覆の長寿命化をねらいとして、わずかな亀裂等の発生時に化学変化を起こすことで膨張し、亀裂等を塞ぐナノ粒子の添加・分散手法について検討した。

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