2024年春の年会

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II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 202-2 放射線物理,放射線計測

[2H01-06] 中性子計測

2024年3月27日(水) 09:30 〜 11:00 H会場 (21号館3F 21-318)

座長:野上 光博(東北大)

09:30 〜 09:45

[2H01] 中性子用固体飛跡個人線量計の高線量中性子に対する応答特性について

*橋本 崇紀1,2、佐久間 修平1、細見 健二1、渡邊 裕貴1、海野 基義1、高嶋 秀樹1 (1. JAEA、2. 千代田テクノル)

キーワード:中性子用個人線量計、固体飛跡検出器、CR-39、PADC、高線量

積算形中性子個人線量計の規格では、臨界事故等の高線量被ばくは対象外としており、中性子個人線量計の線量上限は20 mSvとなっている。しかし、緊急作業時の線量限度は、東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所事故の際に250 mSvに引き上げられたことから、中性子個人線量計に対しても線量限度である250 mSvに対応できることが望まれる。本研究では、CR-39と呼ばれるPADC検出器を用いた中性子個人線量計に対して、5 MeVの単色中性子を1 mSvから300 mSvまで照射する試験を実施し、緊急作業者に対する線量限度である250 mSvを評価できることを確認した。

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