09:30 〜 09:45
[2H01] 中性子用固体飛跡個人線量計の高線量中性子に対する応答特性について
キーワード:中性子用個人線量計、固体飛跡検出器、CR-39、PADC、高線量
積算形中性子個人線量計の規格では、臨界事故等の高線量被ばくは対象外としており、中性子個人線量計の線量上限は20 mSvとなっている。しかし、緊急作業時の線量限度は、東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所事故の際に250 mSvに引き上げられたことから、中性子個人線量計に対しても線量限度である250 mSvに対応できることが望まれる。本研究では、CR-39と呼ばれるPADC検出器を用いた中性子個人線量計に対して、5 MeVの単色中性子を1 mSvから300 mSvまで照射する試験を実施し、緊急作業者に対する線量限度である250 mSvを評価できることを確認した。
予稿パスワード認証
予稿集購入者向けのパスワード入力ボックスです。
参加者は、参加者用ログインからログインすると、予稿閲覧可能です。
ログインIDとパスワードは参加料決済後にメールで通知しています。