2024年春の年会

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一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[2I04-09] 測定・積分実験

2024年3月27日(水) 10:20 〜 12:00 I会場 (21号館3F 21-319)

座長:木村 敦(JAEA)

10:50 〜 11:05

[2I06] GeV領域の陽子入射によるモリブデンの核種生成断面積測定

*杉原 健太1、明午 伸一郎2、岩元 大樹2、前川 藤夫2 (1. KEK、2. JAEA)

キーワード:核変換システム、核種生成断面積、モリブデン、陽子ビーム、放射化法

加速器駆動核変換システムをはじめとする加速器施設の設計において、残留ガンマ線量率の見積もりは重要である。大強度陽子加速器施設(J-PARC)において、これまでに様々な原子番号を持つ標的に対するGeV領域陽子入射核種生成断面積を測定してきた。本研究では、加速器施設に広く使われているSUS316や、JAEAが提唱している陽子ビーム窓の候補材9Cr-1Mn鋼に含まれるモリブデンに対する、GeV領域陽子入射核種生成断面積を測定した。この実験値を、文献値、放射線挙動解析コードPHITS計算及び評価済み核データライブラリJENDL/HE-2007の評価値と比較した。また、J-PARCで検討中の陽子照射施設における99Moの供給可能量を推定した。

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